Kindleで本を出版したい!作家になって収益を稼ぎたい!でもその一歩がなかなか踏み出せていない!というあなたにKindle出版に必要なKDPアカウントの登録の流れを記事にしました。

Kindle出版のファーストステップです!
実はここがKindle出版の最初の関門でもあります。知らないと何これ!?というのも出てきますので、この記事を参照して進めてください。
- KDPアカウント登録に必要な事前準備
- KDPアカウントの登録&設定方法の流れ
- 登録時に注意したいポイント
ぜひこの記事を最後まで読んで、KDPアカウント登録を成功させてください!
KDPアカウント登録のための事前準備
Kindle出版するためには、KDP(Kindle direct publishing)へのアカウント登録が必要です。なのでここはサクッと登録したい所ですが、意外と落とし穴があるので要注意!流れにそって解説していきます。



まずは事前準備が必要です
KDPアカウント登録の事前準備として必要なのは次の3点です。しっかりと準備して登録に望みましょう。
- Amazonアカウント
- 名前や住所の英語化
- 登録者の銀行口座情報
それぞれ説明していきますよ〜。
①KDPアカウント登録にはAmazonアカウントが必要
KDPアカウント登録をするためには、Amazonアカウントが必要です。Amazonアカウントを持っていないですって!?でも大丈夫です。まだの方は下記を参照して登録をしてください。


②名前や住所の英語化は入力時に楽
KDPアカウント登録時に、あなたの名前や住所を英語で入力する必要があります。名前は大丈夫かと思いますが、住所は知らないと苦労します(汗)



英語圏のシステムなので仕方ないですね
- 名前(例)Taro Suzuki
- 住所(例)
- 郵便番号(例)
住所は英語表記だと、日本とは逆に書くんです。具体例や詳細は登録方法のところで解説しています。
③銀行口座情報も準備しておく
銀行口座はあなたのKindle出版の収益が入ってくる大事な情報です。どの銀行口座にするか?事前に決めておきましょう。



登録時にかならず必要ではないため、後から入力も可能ですw
新しくできた銀行(ネット銀行や地方の銀行など)は登録されていない場合もあります。KDP登録時に確認しましょう。
- 銀行口座(例)
KDPアカウント登録方法4つのSTEP
事前準備が済んだら、いよいよKDPアカウントの登録に進みます。ステップ形式で解説していきます。全部で4つのSTEPがあります。
利用規約に同意しつつ、Amazonアカウントでサインイン。



それではSTEPごとに解説していきます!
STEP1:KDPにサインイン
下記の画像がKDPの最初の画面です。Amazonアカウントでサインイン(ログイン)していきます。


次はこの画面。Kindle ダイレクト・パブリッシング利用規約を確認して「同意する」をクリック。


AmazonのアカウントがあればKDP登録画面へのサインインが可能です。また新しいKDPのアカウントの作成も下部のボタンからできます。


既存のAmazonアカウントがあり、2段階認証を設定している方はワンタイムパスワードを要求されます。
設定していない方は2段階認証の電話番号番号登録を要求されます。その場合には「後で」というテキストリンクが小さく表示されているので、クリックして次に進みます。
登録・設定していなくても2段階認証が必要な場合もあるので、結局認証はしないとNGと覚悟しておいた方が良いです。
2段階認証パスワードを送る電話番号を要求されますので、入力して進めてください。


KDPのマイアカウントの情報不足による詳細情報の入力
遷移した先のマイアカウント登録ページに「アカウント情報が不完全です。」とアラートが出ていますので「今すぐ更新」をタップします。


マイアカウントの登録内容は全部で3点


マイアカウントでは次の3点のアカウント情報を登録していきます。アカウントIDはKDPアカウントのIDです。
- マイプロフィール
- 支払いの受け取り方法
- 税に関する情報
登録経験者としては、特に3つ目の税に関する情報の登録の難易度が高いと感じました。
①マイプロフィールの入力
マイプロフィールとは、著者/出版社情報のことです。
著者ですって!?少し嬉しいですね(出版前ですけどw)KDPから出版した日には、晴れて作家になったと言っても過言ではありません!頑張りましょう。
アカウントIDの下にある「どの国/地域にお住まいですか?」のウィンドウ部分をタップして、住んでいる国を選択します。


ウィンドウ部分をタップすれば、国名が出てくるので「日本」を選択します。


国を選択した後には、氏名や住所、電話番号の入力欄が出てきます。まずは氏名から入力します。
郵便番号を入力しても、都道府県や住所は自動入力はされませんでした。少し面倒ですが、すべて入力・選択が必要です。


電話番号の入力注意事項
電話番号は「+81」を最初に入れて、電話番号を入力します。ただし入力する電話番号の最初の番号「0」は不要です。
例えば「080 -123✳︎ – 456✳︎」という番号の場合は、最初のゼロを除いて「+8180 -123✳︎ – 456✳︎」と入力します。
保存ボタンはページ最下部に
すべて入力したら「保存」をタップして、次に進みます。保存ボタンはページ最下部にあり、不備が無ければこのように表示されます。


マイプロフィールの登録内容が不完全の場合は、次の支払いの受け取り方法の画面が、下記のような画面になっています。その場合は前に戻って登録し直しましょう。


②支払いの受け取り方法の登録
Kindle出版で得た利益が振り込まれる銀行口座の情報登録です。いわゆる印税ですね!
ちなみに私は楽天銀行で登録しました。支払いの受け取り方法から「はい」を選んで進みます。


銀行の所在地(国)で日本を選びます。


下記6つの銀行口座の情報を入力していきます。
- 口座名義
- 口座の種類
- 口座番号(確認のため2回入力)
- 金融機関名
- 金融機関コード
- 支店名


銀行口座情報の入力注意点
- 口座名義:半角カタカナ入力(姓と名前の間に空白を入れる)
- 口座番号:7桁の半角英数字
- 金融機関コード:4桁の半角英数字
- 支店コード:3桁の半角英数字
金融機関のウィンドウはタップすると、画像のように選択できる銀行が11行ありました。任意の文字を入力もできるので、これ以外は登録できないということではなさそうです。






すべて入力したら下部の追加ボタンをタップします。


Incomplete Payment Setup部分の下に、先ほど登録した銀行口座情報が新しく出てきています。
下3桁の口座番号が表示されますので、正しいか確認してください。※現時点では登録した銀行情報を確認できるページやボタンなどが見当たりませんでした。この下3桁部分でしか確認できない!?
かならず「いいえ」を選択してください。「はい」を選択すると、また銀行登録ページになってしまいます。
複数の銀行口座が登録できるようですが、各国のAmazonで印税を受け取るわけではないため、ひとつ登録すればOKです。
登録した銀行口座の情報は間違いのないよう注意したい!


この画面にある緑色の枠内の表示が出ていれば、登録完了です。


いよいよ最後の登録に進みます。
③税に関する情報の登録
最後の難関!税関連の登録です。税に関する情報を登録するというボタンをタップします。


もしも下記のような画像だった場合は、支払いの受け取り方法での登録に不備があり不完全の場合となります。前に戻って再度登録していきましょう。


税務情報に関するインタビュー
タップしたらこのような画面に。日本語で記載されていますが、入力部分はすべて英語です。言語はJapaneseを選択します。


①あなたについて
3つの項目で自分の情報を選択していきます。
- 納税区分:個人
- 米国居住:いいえ
- 仲介者:いいえ
3つ目の質問は米国居住者の確認ですので「いいえ」を選択しています。


②税務上の身元情報
見慣れない言葉が出てきていますが、ここも個人情報を選択・入力していくだけです。注意点は日本語入力はNGという点です。次の3点を入力・選択していきます。


最初のフルネームは日本語入力するとエラーが出ます。名前から住所すべて半角の英数字を入力していきます。
- フルネーム(例:Hanako Satou)
- 国籍を有する国:選択
- 住所:記入の順番が日本の表記と逆
※国→番地→市町村→都道府県→郵便番号


フルネームと国籍部分の入力参考例


住所の入力参考例


住所を入力後に完了を、タップすると下記のようになります。※住所はイメージです。


納税者番号の情報登録
ここが登録最後の難関です!最初に私は米国以外のTINを持っていますのチェックを外します。


チェックを外すとウィンドウが下に開いて、なぜTINを指定できないのか?と出てくるので、1番上にある項目にチェックを入れます。


続けるをタップすると、署名して送信というブロックが出てきます。


署名(入力)し保存してプレビューをタップします。この時も日本語ではなく半角英数字で入力します。


税務情報に関するインタビューの登録確認画面です。英語なので今ひとつ理解が難しい部分があります。


税務関連で入力したものに電子署名をするものです。Part1からPart3まであります。これはPart1の内容。


これはPart2とPart3の内容。確かに先ほど入力した内容です。


Sign Hereの下に名前があり、サイン(電子署名)ということです。
修正があれば下部の変更ボタンより、登録画面にもどります。問題なければフォームを送信ボタンをタップします。


インタビューを終了をタップします。


税に関する情報が下の画像のような表示に成れば登録完了しました。お疲れ様でした!!!


念のためAmazon KDPのトップ画面を確認。情報に不備がある旨のアラートが出ていましたが、登録後に表示が消えています。


このようなメールも登録したメールアドレスに送信されますので、確認しましょう。


まとめ: KDP登録は意外と難しいのがわかりました。何か質問や不明点あればご連絡ください。